2010年06月01日

加藤被告に刺され死を覚悟…「仕事や家族、全てのこと考えた」(産経新聞)

【法廷ライブ 秋葉原17人殺傷 第10回】(5)

 《男性検察官は、加藤智大(ともひろ)被告(27)にダガーナイフで背中を刺され、重傷を負った男性証人に事件当時の状況を詳細に尋ねていく。証人は業務研修を受けるため、事件の約1週間前に東京へ単身赴任したばかりで、この日は上京してきた妻、娘とともに秋葉原へ観光で訪れていた》

 《加藤被告が運転するトラックが人をはねながら交差点に突入するのを目撃した証人は、家族とともに走って逃げる途中、背中に衝撃を感じたという》

 証人「何回か(背中に)手を当ててみると、血が噴き出したのを感じ、これはやられたなと思いました」

 検察官「その後、どういう経路で逃げましたか」

 証人「路地に入っていきました」

 検察官「どのようなことを考えましたか」

 証人「このまま走っていたら、出血多量で死ぬかなと思いました」

 検察官「奥様とお嬢さんはどうしていましたか」

 証人「(逃げている途中)娘の姿は見えました」

 検察官「お嬢さんに声はかけたのですか」

 証人「『やられた』と言いました」

 検察官「どこまで逃げたのですか」

 証人「このあたりまで行って、倒れ込みました」

 《男性は、大型モニターに映し出された現場見取り図を指した。男性が逃げ込んだという路地の西側の突き当たりにあたる場所だ》

 検察官「倒れた際、近くに誰か来ましたか」

 証人「家内と娘と…。周りの人も助けてくれました」

 検察官「奥様には何と言いましたか」

 証人「携帯を渡し、『この人たちに連絡してくれ』と言いました」

 検察官「なぜですか」

 証人「万が一のことを考え、その行動に出たのだと思います」

 《証人は万が一のことを想定し、妻へ重要な知人たちへの連絡を託したようだ》

 検察官「死んでしまうかもしれないと思ったのですか」

 証人「はい。血が止まらなかったので…」

 検察官「このとき、痛みはありましたか」

 証人「痛みもありましたし、呼吸も苦しくなっていました」

 検察官「ほかにどんなことを考えましたか」

 証人「いまやっている仕事とか…家族とか…すべてを考えました」

 《遮蔽(しゃへい)措置がとられているため様子をうかがい知ることはできないが、証人は検察官の質問に落ち着いて答えていく。加藤被告は手元のノートにしきりにメモを取っている》

 検察官「娘さんはどうされていたのですか」

 証人「これは後で聞きましたが、携帯で救急車を呼んでいました」

 検察官「奥様は何をされていたのですか」

 証人「血を止めてくれていました。ビニールの袋で傷口をおさえてくれていました」

 検察官「周囲には他の人もいたのですか」

 証人「はい。『頑張れ』とか、『しっかりしろ』とか…みんな助けてくれました」

 検察官「それを聞いてどう思いましたか」

 証人「うれしかったです」

 検察官「病院ではどのような処置を受けましたか」 証人「レントゲンなどを撮って、止血の応急処置をしてもらいました。病院の名前を聞いたとき、助かるかもしれないと思いました」

 検察官「検査などを受ける際に苦労したことはありますか」

 証人「待っている間は痛いですね。…本当に痛かったです」

 検察官「事件当日の夜に手術を受けたのですか」

 証人「はい。ICU(集中治療室)に5日間入り、後は一般病棟です」

 《証人は6月23日に退院し、7月7日から職場へ復帰したという。検察官に「体調が万全になったと思えた時期は?」と尋ねられると、「8月に入ってからです」と答えた》

 検察官「今、傷の状態はどうですか」

 証人「外科的に言う完治状態です。今でもつっぱり感があります」

 検察官「傷がひきつると何か起きますか」

 証人「すべてフラッシュバックします。いま申し上げた内容全部が、です」

 検察官「ほかに事件のことを思いだすことはありますか」

 証人「トラックがそばを通り過ぎたときや、人ごみに入ったときです」

 《ここで検察官は、加藤被告が事件後に被害者へ送った手紙について質問した》

 検察官「被告から手紙が届いたことはありますか」

 証人「来ていたようです」

 検察官「それは、どういうことでしょうか」

 証人「内容を見ていないからです。そのまま警視庁に提出しました」

 検察官「差出人は?」

 証人「弁護士さんだったと思います」

 検察官「中を見たいとは思いませんでしたか」

 証人「見ない方がいいと思いました。こういう公正な場に出る前に予備知識をつけたくなかったからです」

 《最後に検察官は、男性に「いま、事件について思うことはありますか」と尋ねた》

 証人「たくさんの方が亡くなられ、その方々に哀悼の意を示したい。被告には反省してもらいたいと心から思います」

 《さらに、過熱した事件報道についても言及した》

 証人「報道機関の方々には、家族がこういう目に遭ったらと考えていただき、ちゃんと考えて報道をしてもらいたいです。あまり興味本位で報道はしてほしくありません」

 《代わって弁護人が質問に立ち、証人が逃げた経路などについて確認。最後に弁護人が「今後、手紙を読んでいただけることはあるのでしょうか」と尋ねると、証人は「ちゃんと結審したら読ませていただきます」と答えた》

 《ここで証人尋問は終了し、裁判長は約20分間の休廷を告げた》

 =(6)に続く

【関連記事】
加藤被告の両親尋問へ 青森で非公開で実施東京地裁
「ナイフを持っているぞ」 叫び声に足がすくむ証人
「ヤケかと思ったが、殺気を感じ…」事件当時の恐怖語る目撃者
「男は走りながらこちらを見た」 再現される凶行の様子
「いいから逃げろ」刺された被害者は婚約者に叫んだ

拳銃向け「撃つぞ!」加藤被告は「ナイフを落とし、崩れ落ちるように座った」 秋葉原殺傷(産経新聞)
兼業の大阪高裁事務官に停職9カ月(産経新聞)
SL 「集煙装置」付きD51型 甲府−小淵沢駅間に登場(毎日新聞)
朝鮮学校無償化、哨戒艦事件と別議論で…文科相(読売新聞)
【明美ちゃん基金】「命救われ恩返し」38年前手術の男性 2万ドル寄託(産経新聞)
posted by サクライ ヒデツグ at 10:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月28日

<クジラ>大阪湾に死骸 体重10トン、迷い込む? (毎日新聞)

 大阪府は24日、堺市西区の堺泉北港内で雌のマッコウクジラ(体長約8.8メートル、体重約10トン)の死骸(しがい)が見つかったと発表した。府によると大型のクジラの死骸が港内で見つかるのは珍しい。

 府によると、22日午前11時ごろ、タグボートで航行中の船長が発見し、堺海上保安署に通報。保安署の巡視艇が近くの岸壁につないだ。年齢は10歳くらいと推定され、死後数日が経過していた。何らかの原因で方向感覚が失われるなどして大阪湾に迷い込んだ可能性があるという。府は25日にも陸揚げし、その後、焼却などの方法で処理する予定。

【関連ニュース】
クジラ:体長10メートル 波打ち際で動けず 千葉・山武
雲見くじら館:4カ月ぶり再開−−松崎 /静岡

高橋洋一の民主党ウォッチ 量的緩和なぜやらない 日銀の「本業」とは何か(J-CASTニュース)
「まるで時代劇の立ち回り」 加藤被告の「黒いもの」と警棒かち合う(産経新聞)
「代表発言と公約同じ」小沢幹事長、首相に苦言(読売新聞)
口蹄疫問題 特措法あす成立・施行 ワクチンほぼ完了(産経新聞)
少女12人の裸撮影=英会話教室経営の米国人追送検―福岡県警(時事通信)
posted by サクライ ヒデツグ at 12:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月14日

<猫虐待>25歳男を書類送検 「鳴き声うるさかった」(毎日新聞)

 インターネットを通じて引き取った猫を虐待したとして、愛知県警南署は14日、名古屋市南区の無職の男(25)を動物愛護法違反容疑で名古屋地検に書類送検した。同署によると、男は「鳴き声がうるさかったうえ、死んだ自分の母親の写真立てを倒したので殴った」と容疑を認め、「虐待するつもりで引き取ったのではない」と供述しているという。

 容疑は09年10月7〜15日、自宅アパートで飼い猫2匹の目や耳を平手でたたくなどして虐待したとしている。

 同署によると、男は同8〜12月、子猫の里親を募集するインターネットのサイトを通じて少なくとも子猫9匹を引き取った。うち2匹は転落や栄養失調で死に、5匹は逃がしたと供述しているという。男は猫を飼っているのをアパートの管理人に知られたため、残った2匹を譲り主に返した。だが、返された2匹の目に出血跡があったため、譲り主が名古屋市内の動物愛護団体に相談。団体から連絡を受けた同署は今年3月に男の自宅を同容疑で家宅捜索していた。

 アパート周辺では09年7〜9月、猫10匹が死んでいるのが見つかっているが、男の関与を裏付ける物証はなく、同署は立件しない方針。【高木香奈】

【関連ニュース】
外来生物売買:容疑で2人を書類送検−−県警など /和歌山
違法飼育:メジロなど43羽 容疑で検挙−−住之江署 /大阪
猫虐待:相次ぐ 現場見たら110番! 警視庁、愛護法違反容疑で調査 /東京
動物愛護法違反:知事登録受けず犬を販売 容疑の男を書類送検−−直方署 /福岡
猫虐待:名古屋・南区の20代男性を容疑で捜索 引き取り後、6匹死ぬ−−愛知県警

失敗から何を学ぶか…新しい「鳩山論」の時期が来た(産経新聞)
患者のカードで空気清浄機=詐欺容疑、看護師逮捕−三重県警(時事通信)
<メチル水銀>鯨の町・太地、一部住民の毛髪から平均の4倍(毎日新聞)
雇用支援機構の委託、12道県で再入札へ(読売新聞)
4銘柄で利益1000万円超=あおぞら銀元行員を告発−監視委(時事通信)
posted by サクライ ヒデツグ at 19:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。